【SF in Media】中国「物流大手」がカーボンニュートラル債発行、「順豊控股」は民営企業として初めて発行した

2021.6.23
  • 東洋経済、2021年5月14日配信

     

    【抜粋】順豊控股(SFホールディング)は4月26日に、総額約83億円のカーボンニュートラル債(注:カーボンニュートラルは温室効果ガスの排出量と吸収量が差し引きゼロになる状態を意味し、カーボンニュートラル債は、環境改善事業の資金調達を目的としており、募集資金の用途をCO2排出の削減効果があるプロジェクトに絞り込んでいるのが特徴【出典】)の発行を完了した。同社の本社ビルプロジェクトは、中国政府によるグリーンビルディング認証と国際的な環境性能認証制度であるLEEDを獲得しており、エネルギー消費の項目別測定、高効率の冷水装置、高効率省エネ構造および照明システムなど、多種の低炭素で環境に優しくスマート化されたグリーンビルディング技術を採用し、通常の建物に比べて51.24%のエネルギー消費を節約できるという。また、同社は配送車両などとして新エネルギー車を積極的に導入するほか、包装の技術的改善にも取り組み、紙原料を2019年比で約2万6000トン、プラスチックは同約8000トンを削減し、CO2換算で合計7万トンの削減効果を得られた。

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