【Profiling SFer】会社設立時に参画、東京ビジネスステーションの要に

2021.8.24
  • 中村 大樹(なかむら・ひろき)

    東京ビジネスステーション代理マネージャー

    2012年入社

    1989年鹿児島生まれ

    趣味:運動、釣り

     

     

    SFインターナショナル・ジャパンは2020年、業務拡大に伴い東京本社と東京ビジネスステーションを移転しました。品川区の東京ビジネスステーションは、荷物の集配や重量計測、成田空港間との貨物輸送、通関業者との輸出申告のやり取りを担っており、私はそこで全体業務を管理しています。

     

    運輸業界に足を踏み入れたのは20歳のとき。鹿児島から上京した私は、日系大手航空会社に就職しました。成田空港でグランドスタッフとして働くうちに航空貨物業務に興味を持つようになり、ある国際物流サービス会社に転職しました。

     

    貨物業務は乗客相手のグランドスタッフの仕事とは勝手がまるで違いましたが、「安全に届ける」という共通の使命を担っており、やりがいがありました。一通り業務を覚えた2012年、前年に設立されたばかりのSFインターナショナル・ジャパンの求人広告を目にしました。立ち上げ間もない企業なら若手でも重要な仕事を任せてもらえるのではないかと感じ、SFの一員になることを決めました。

     

    弊社は個人の仕事に対する意欲をとても大事にし、事務職から集配ドライバーまで、年齢、国籍、性別、業務内容を問わず、がんばりや能力を公平に評価します。成果を出せば昇給・昇進のチャンスが広がり、やりがいが感じられます。

     

    もちろん、仕事は楽しいことばかりではありません。昨年2月に新型コロナウイルスの影響で貨物取扱量が急増した時には、人手不足に陥り、職場が緊迫しました。通常の1週間分の荷物が1日で搬入されることもあり、2、3日で弊社の倉庫が(当時感染が深刻だった)中国への救援物資で溢れかえりました。一刻も早く救援物資を中国に届けるため社員が一丸となり、夜通し荷物の整理に励みました。

     

    体力的にきつい時期もありましたが、「日本、ありがとう!」のコメントが中国のSNS上で拡散されていることを知ったときは、何とも言えない達成感を味わいました。すばらしい仲間たちに恵まれていることに感謝すると同時に、どんな事態になってもモノの流れを確保しなければならない物流事業者の使命と責任の重さを改めて実感しました。

     

    2020年3月に木場にあるビジネスステーションに救援物資を整理する姿

     

    SFインターナショナル・ジャパンは今年で設立10周年を迎え、自動計測装置の導入、IATA公認貨物代理店資格の取得など、お客様の満足度向上に向け業務効率化を推進しています。

     

    入社9年目を迎えた私は部下を育てる立場になり、社内での責任も一段と増しました。これからも気を緩めることなく、お客様に満足いただけるサービスを提供しながら、会社と共に成長していきたいです。引き続きSFインターナショナルを応援くださるようお願い申し上げます。

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