【Profiling SFer】日本市場での基盤強化に全力の日々

2022.2.7
  • 北澤 剛(きたざわ・ごう)

    業務本部長

    2021年入社

    東京都出身

    趣味:ゴルフ、猫

     

     

    2021年5月に入社し、本年1月より業務本部長としてSFが従来から手掛けてきた国際クーリエだけでなく、B2Cビジネス、フォワーディングなど業容拡大に向けて幅広く関係部署と関わっています。

     

    私はSFに参画して1年足らずですが、フォワーダー業界の経験は長く、日系企業で約20年、欧州企業で数年勤務しました。2007年から2010年には広東省と香港に駐在していましたが、当時はSFが中国で急成長していた時期で、街のあちこちでSFの配送車やロゴを見かけ注目するようになりました。SFは中国では業界最大手で、質の高い配送体制が強みです。それを日本市場で広く認知してもらい、業績を伸ばしていくために、さまざまな施策に取り組んでいます。

     

    主体的なビジネス拡大へIATAに続きRA申請

    当社は2021年7月、IATA(国際航空運送協会International Air Transport Association)公認貨物代理店資格を取得し、航空運送状(Air Waybill)の発行、各航空会社との代理店契約および、運賃・スペースの直接交渉が可能となりました。ただしIATAライセンスのみでは実質的に航空運賃の仕入れ業務は難しく、国際航空貨物取扱業務においてMaster Air Way Billを発行して、より主体的な立場を目指すため、現在は国土交通省に適切な保安管理ができていると認定を受けた特定フォワーダーであるRA(Regulated Agent、特定航空貨物利用運送事業者)を申請しています。

     

    昨年は悔しい思いもしました。私は(荷主に代わって物流業務を包括的に引き受ける)コントラクト・ロジスティクスが専門の一つであり、SFでも同ビジネスを増やしたいと考えていたところ、中国のEC企業から日本でのビジネスについてご相談がありました。配送だけでなく倉庫業務も受注する大きなチャンスだと思い、社内でタスクフォースを立ち上げ、中国企業の担当者と細かなやり取りを重ね信頼を獲得しましたが、最終的には受注できませんでした。倉庫のビジネスを大きくしていきたいと全力で獲得に動いていた案件だったので、本当にがっかりしました。SFは中国ではブランド力が強く、SFインターナショナル・ジャパンには日本でのビジネスに精通したスタッフが大勢います。自社に足りない部分をしっかり分析し、今後も積極的にB2Cビジネスを開拓していきたいです。

     

    前職、前々職ではアジアビジネスに長く関わり、中国への駐在経験もあるので、日本人と中国人が半々のSFインターナショナル・ジャパンにはすぐになじんだと自分では思っています。社内では趣味にゴルフの集まりをつくって一緒にプレーし、和気藹々とやっています。風通しが良くて、チャレンジもしやすい職場なので、その雰囲気を壊さないよう日々努力しております。

     

    中国企業は意思決定が非常に速く、社員も真面目で優秀です。とは言え、中国流のやり方が日本のお客様・協力業者様のニーズとずれていることはどうしてもあって、調整してギャップを埋めていくのも自分の役割だと思っています。

     

    今年は新しい海外ネットワークの活用により大手プラットフォーマー案件(B2C)のレーン拡大が期待されます。その中で、SFインターナショナル・ジャパンが一丸となって大きな挑戦をしていけるよう、社員のサポートをして参ります。

     

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