【Profiling SFer】平林 知恵

2021.10.27
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    今回紹介するのは、SFインターナショナル・ジャパン管理本部の平林知恵本部長です。日本企業、欧米企業で一貫して人事を担当し、2019年12月にSFに入社しました。前職の10分の1の組織、初めての中国企業ですが、人事制度の整備や福利厚生の充実を急ピッチで図り、働きやすい職場づくりに取り組んでいます。

     

    2021年4月、人事、総務、ITの3つのセクションが入った管理本部の本部長に就任しました。

     

    最初に就職した銀行で、人事総務の仕事に携わりました。仕事の傍ら独学で英語を勉強していたのですが、本格的に学びたいと一念発起し、1年間米国へ留学しました。帰国して外資系コンサルで働いた後、外資系フォワーダーに移り、十数年勤務しました。そこでも人事を専門としてきました。

     

    前職の仕事はとても楽しかったのですが、給与、採用、研修、企画と一通りやりきって、「もう一度チャレンジしたい」と考えていたところ、エージェント経由で紹介されたのがSFジャパンです。

     

    外資系と言ってもSFジャパンはなじみのない中国企業で、これまで勤めた会社に比べて歴史が浅いし規模も小さかったので、不安はありました。

     

    意見が言いやすいフラットな社風

    転職して最初の1年は本当に大変でした。勤怠の仕組みもIT化されていなくて、前職がいかに「できあがっていた」会社かを改めて実感しました。

    とは言え、前の職場と比較しても仕方ないので「変化を楽しもう」と気持ちを切り替え、良い部分をSFにも取り入れていこうと、就業規定の改定、勤怠システム導入、研修制度の構築、そして福利厚生も充実させました。会社にとっては人が財産ですから、いい人材が入ってきたくなるような、働きやすい職場にすることが不可欠です。

     

    昨年、本社と東京の倉庫を移転した際には、(ゼネラルマネージャーの)姚に移転プロジェクトの責任者に任命されたのが移転の半年ほど前で、場所探しからオフィスのデザイン、引っ越しの準備に追われ、日夜問わずの怒涛のような日々でした。短期間でやり遂げられたのも皆さんの協力があってこそと思っています。転職して1年はバタバタと過ぎて行きましたが、会社を良くするために社内の色々な人と連携しているうちに、いつの間にかSFジャパンのことを大好きになっていました。

     

    中国企業に対して不安を感じる日本人もいるかもしれませんが、働いてみると特に問題ないと思いました。若い会社ということもあり、社内の雰囲気はフラットで、意見を言いやすい、やりたいことは実現しやすい環境です。今、スタッフは日本人と中国人が半々ですが、壁はないですね。

     

    姚は日本での経験が長く、日本のことも理解していてITも強いので、話がしやすく頼れる上司です。

     

     

    ビジネスの拡大に伴い3年で社員を倍に増やしたい

    管理本部の仕事は多岐に渡りますが、優先課題は採用です。私が入社してから中途を中心に約20人を採用し、社員数は70人を超え、派遣社員や業務委託社員まで入れると100人体制になりましたが、3年間でさらに倍に増やす計画です。

     

    SFは中国では知らない人がいない大企業ですが、日本では知名度が低く、即戦力の日本人に参加してほしいのですが、人材採用はちょっと苦戦気味です。

     

    外国企業に応募してくる人は「英語が使いたい」「グローバルな環境で働きたい」という動機を持っている場合も多いのですが、SFはそれだけだとミスマッチになってしまうかもしれません。確かに中国本社とのやり取りには英語が必要ですし、中国語ができることもアドバンテージですが、語学力よりも前職でのスキルを活かしながら、「自分で会社をつくっていく」ことにやりがいを感じる人にチャンスが多いと思います。柔軟な人、固定観念に縛られていない人にとっては、活躍しやすい組織です。

     

    SFはまだまだ発展していく会社ですので、さまざまなチャレンジをしています。できあがった会社ではないです。よって会社を発展させるために一緒に考え、「変化をプラスに受け止めて、面白がれる人」がいいですね。私も皆さんがこれまで以上に活躍できるよう、環境づくりに引き続き取り組みます。

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