ロサンゼルス、バンコクへ定期路線を開通 越境EC拡大に対応し国際物流網増強

2021.8.22
  • SFインターナショナルは6月下旬から7月上旬にかけ、中国・深センから米ロサンゼルス、タイ・バンコクとの間に国際貨物定期便路線を開通しました。

     

    6月28日に開通した深セン=ロサンゼルス定期貨物路線は、アパレルファッション商品などの輸送を中心に、週3便を運航します。また、7月8日に開通した深セン=バンコク定期貨物路線は、当社にとってタイへの初の定期便となります。毎週3便を運航予定で、深センからコンシューマー電子製品や日用品を輸出し、タイからは主に果物や生鮮食品を輸入します。定期路線開通によって、深センとバンコクの輸出入に150トンを超える運送力を提供します。

     

    新型コロナウイルスの拡大で海外旅行が難しくなり、消費者は以前にも増して越境ECでショッピングを楽しむようになりました。中国税関総署の統計によると、2020年の中国の越境EC輸出入総額は前年比31.1%の1兆6900億元(約28兆6000億円)でした。またアパレルファッション、デジタル電子製品が、アジアと欧米市場で人気を集めています。

     

    急成長する越境ECを支えるため、国際物流網の増強も求められています。今回、ロサンゼルス、バンコクと結んだ深センは、広東省・マカオ・香港地域の重要な交通ハブで、製造の中心地でもあります。2021年に入り、SFインターナショナルは深セン=マニラ、深セン=サバの国際路線も開通しており、東南アジアへの貨物配送のコスト軽減やリードタイムの短縮を通じ、お客様の競争力向上をサポートしています。

     

    越境ECのニーズ増大に伴い、SFインターナショナルは引き続き、国際物流ネットワークの増強に取り組んでまいります。