【ケリー・ジャパン社員紹介】お客様と最前線で向き合うドライバー、営業のサポートも

2023.2.6
  • 今回紹介するのは、東京と大阪のビジネスステーションを拠点にSFの荷物を日々お客様の元に届けているBA(ビジネス・エージェント)の2人です。お客様と日々接する責任は重いものの、有給を一週間連続で取得できるなど職場環境は非常に恵まれているようです。

     

    ―― お2人は近い時期にSFに入社しています。経緯を教えてください。

    松田:前職では外資系物流会社の協力会社でクーリエ(ドライバー)として働いていました。仕事は好きだったのですが、より良い環境で挑戦したいと思い2014年にSFに転職しました。前職も国際貨物だったためSFの名前は知っていました。SFは集配件数によって報奨が与えられる制度があり、そこにも魅力を感じました。

    根岸:私は外資系物流会社の下請会社でドライバーとして勤務していましたが、業務が縮小気味だったので転職活動をして2015年にSFに入社しました。SFのことは全く知りませんでしたが、業務内容は前職と重なる部分も多く、すぐに慣れました。

     

    ―― 仕事の面白いところ、大変なところは。

    松田:貨物が重かったり多かったりすると、物理的に大変ですね。貨物をスムーズに発送する為には、お客様の協力が必要です。不備があるお客様には理解してもらうまで説明します。また、荷物が届かない時などのクレームは私たちが最初に受けることが多いので、その対応で忙しい時もあります。

    根岸:計画を立てた通りにきっちりできると達成感があるし、うまく行かないとがっかりします。荷物を出したお客様の元に次に訪問した際に、「届いて助かったよ」と言われると役に立てたなと実感します。

     

     

    お客様の疑問、要望を直接聞く立場

    ―― 荷物を運ぶだけでなく、コミュニケーションが多そうですね。

    根岸:社内社外を問わず人と話す仕事ですね。荷物どうなっているの?とよく聞かれるので、長く使ってもらえるよう誠実に対応することを心掛けています。

    松田:お客様が考えていることを先回りして提供したいですね。大量に書類を発送されたお客様には次の訪問で書類入れを持っていくなど、何が必要かはその都度考えるようにしています。また、小さなことですけど、ユニフォームをこまめに交換して清潔感を出すなど身だしなみも気を付けています。

     

    ―― SFの仕事で一番印象的なことは何でしょう。

    松田: 入社1年目でBA部門のBEST SFerを獲得したことですね。SFに貢献できたことを実感し嬉しく思いました。2014年に入社したときに「無事故無違反」という目標を立てていたのですが、2019年にシートベルト着用違反と接触事故があり、途切れてしまったのは本当に悔しかったですね。休み明けで仕事がかなり立て込んでいたときに違反してしまったので、どんなときにも安全や法令順守を最優先にしないといけないと改めて胸に刻みました。また、接触事故をきっかけに車両にドライブレコーダーをつけました。

      面白いエピソードとしては、ファンの俳優に荷物をお届けしたことがあります。ご本人が受け取られ、丁寧に接していただきますますファンになりました。

    根岸:私たちはBAという肩書で、ドライバーであるだけでなく、会社への営業的な貢献が求められています。入社して2~3年経った頃、荷物を配達していたお客様とよく話すようになり、そのお客様から中国向けの荷物の発送を依頼されました。中国向けは日本からは送れても現地で受け取れない物品が多くあります。お客様の荷物でも引っ掛かりそうなものがあったため、荷物をきちんと運べるのか営業など各部門と連携し、数カ月調べて条件を整えて発送したのですが、実際には現地で引っかかり半分以上が返送されてしまいました。荷物が戻ってくるのにも数カ月費やし、さらに返送費用もお客様負担です。大変な迷惑をかけ、お客様にも厳しく叱られました。

      会社とお客様の双方の役に立ちたいという思いから動いたのですが、当時は勉強不足で本当はもっと早く専門の担当者につなぐべきでした。その時に、「知らない分野に手を出す」怖さを実感しました。ありがたいことに、その後の処理で誠意を尽くした結果、お客様には今もお取引いただいています。

    松田:BAは新規顧客獲得も評価の材料です。私たちはお客様との接点が多いので、初めて訪問した先ではお客様に話しかけて、どういう荷物を送っているのか、配送でどこの会社を使っているのかヒアリングして営業につなぐこともあります。

      

    ―― この仕事ってどんな人が向いているのでしょうか。

    松田:軸は荷物を運ぶことなので、車の運転が苦にならないのは大前提ですが、お客さんと笑顔で会話できるコミュニケーション能力も必要ですね。

    根岸:仕事を早く終わらせるのが自分だけでなく、会社とお客様のためにもなるので、効率化の努力ができることも大事です。

     

     

    有給取りやすく転職時に驚き

    ―― 効率化と言えば、お2人ともワークライフバランスに満足していると聞きました。

    松田:発送業務が終わるのは20時頃なので、荷物の量に合わせて出社時間を調整しています。週に1度はノー残業を意識し、11時出勤、20時退勤になるようにしています。有給も取りたいときに取れるので、プライベートは充実しています。同僚とも仲良くて、一緒にプロ野球観戦に行ったりしていますよ。

    根岸:職場でフォローしあっているので、1週間の有給も取れます。私は温泉が好きなのですが、別府温泉、草津温泉、湯の川温泉あたりによく足を運び、3日ほどこもっています。学生時代からバスケットボールをしており、プレイは卒業しましたが今もちょこちょこBリーグの試合を見に行っています。推しは横浜の河村勇輝選手です。

     

    ―― 1週間の有給休暇ってすごいですね。

    根岸:たしかに前職だととりづらかったです。私がSFに入ったときには既に同僚がそういう休み方をしていて、「こんな会社あるんだ」と驚きました(笑)。

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